住宅資金の矛盾

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人は、どんな形であれ、住まいが必要です。

それが持ち家であれば、一番いいのですが、持ち家でなくとも、住まいを持ちます。これが賃貸住宅と言う形です。

 持ち家を購入するためには、住宅ローンを組む必要が生じます。頭金が多い少ないはありますが、残金は、住宅ローンを利用することになります。

当然のことですが、頭金が多ければ多いほど、住宅ローンの返済は楽になります。反対に、頭金がわずかだと、返済は長く、きつくなります。そう考えたら、まず、頭金をしっかり貯めて、住宅ローン返済をできるだけ楽にすることが大切だと思うわけです。

しかし、もっとよく考えてみましよう。頭金を貯めるとき、住宅費は掛からないわけではありません。当然、賃貸住宅に払う家賃が必要です。

つまり、家賃と頭金の貯金の2つが住宅費となってしまいます。できるだけ頭金を貯めてから、住宅ローンを組むというのが、堅実な住宅取得の道筋だと言われます。結婚して、長子が小学校に入学するのを目途に、持ち家を考えるとしたら、共働きの場合でも、保育園や幼稚園などの経費も必要で、その上で、二重の住宅費を負担するとなると、家計的にも厳しいと思います。

もしかしたら、頭金を思うように貯めることができないかもしれません。もちろん、無謀な見切り発車は絶対にやめるべきですが、できるだけ、頭金を貯めてからと言う考えも少し検討の余地があるのかもしれません。

銀行へ貯蓄してもほとんど利息がつかず、住宅ローンの金利は史上空前の低さの今だからこそ、前向きに考えていくことも大切だと思います。子どもは成長するにつれ、教育費がかさんできます。頭金と貯蓄と家賃のダブル負担でいくか、住宅ローンの支払いだけに切り替えるか、そのタイミングは検討と決断あるのみだと思います。

Posted on 6月 4th 2012 in 不動産, 住宅ローン